インナーチャイルドとは・・・

インナーチャイルドとは「傷ついた子供の心」を指します。

幼少期に受けた心の傷が大人になっても大きな影響を与え続けている状態です。

「虐待を受けた子供がなる」と考える方もいると思いますがそうではありません。

誰にでも思い出したくない子供時代のイヤな記憶や体験があると思います。

その経験がインナーチャイルドへ繋がっているのかもしれません。

インナーチャイルドの存在を認めることが自分の人生をより良くする第一歩に繋がっていきます。


インナーチャイルドのタイプ

  1. 子供時代に両親との関わりが少ない方
    子供の時に両親との関わりが少なかったり、相手にされていなかったりした子供に多く、人に嫌われることを極端に恐れ、相手に対して過度に貢献して依存するタイプ。
    例えば恋人に別れを切り出された時に「なんでもするから別れたくない」と執拗に迫る人はこのインナーチャイルドによるものかもしれません。
    逆に「愛」という感情がわからないタイプの人もいます。友人や恋人に全く執着せず、人に対して好意という感情が抱けません。
    どちらも「自分は人から愛される価値がない」という考え方が根底にあります。
  2. 比較されて自分を否定してしまうタイプ
    幼少期に「お兄ちゃん(お姉ちゃん)なのに」「◯◯くんはできるのにあなたは」と誰かと比較され、自分を否定されていたタイプです。
    子供は無条件で親が大好きです。
    親の期待に応えよう、良い子でいようとします。
    親に嫌われないように自分の感情や欲求に蓋をしてしまい、感情を表に現すことができません。
  3. 過度の期待の環境で育ったタイプ
    親は誰しも子供に期待を抱きます。それが「適度」ならいいのですが「過度」になると毒でしかありません。
    過度な期待が大きなプレッシャーとなって恐怖・不安・不快を感じるようになります。
    子供によっては期待されすぎたことが「反抗」「反発」として現れることもあります。
    反抗期が激しく、非行へ走ってしまう子も。
  4. 世間体重視の環境で育ったタイプ
    「世間体重視」で育てられた可能性のあるインナーチャイルドです。
    いい成績を取り一流の大学へ行って一流の企業に就職することが幸せと、親に言い聞かせられた子供はそれが正しいと思い込んでしまいます。
    そのまま大人になった人は自分より下の人を見て優越感を得、自分より優れた人を見て劣等感を感じるようになります。
  5. 秘密のある家庭で育ったタイプ
    「秘密のある家庭」で育てられた可能性のあるインナーチャイルド。
    例えば「人に嘘はついていけない」と子供に教えているのに「このことは知らないっていうのよ」と嘘をつくように頼む。
    このように矛盾したことを子供に教えるとどれが正しいかわからなくなってしまいます。
    親を信じてきたのに、本当だと思って友達に言っていたことが間違っていたりすると自分の意見を言うことが怖くなります。
    このようなことが多いと、自分の言いたいことが言えなくなり誤魔化して嘘をつくようになります。
  6. 存在を否定しがちなディスライク
    否定されて育てられたインナーチャイルドです。
    自分の容姿や性別を否定される経験が主な原因となります。
    例えば「女の子じゃなくて男の子がよかった」と親に言われた。これもディスライクにつながります。
    親に愛されるために「これではいけない。こうならなくては」と強く思ってしまい、自分自身でも存在を否定してしまいます。
    容姿に強いコンプレックスを感じたり、自分の性別と異なる格好や振る舞いをしたりするようになります。また逆に容姿に無頓着になることも。
    どちらも現在の自分を否定しながら生きているのです。
  7. 助ける役を担って育ったタイプ
    例えば身体の弱い母親の代わりに兄妹の面倒を見てきた子供がこのインナーチャイルドを持ちやすいです。
    家庭環境でそういう役をやらざるを得ない場合もあります。
    しかし「えらいね!」と感謝され褒められることが心地よく、そうすることで自分の存在意義や価値を見いだすようになってしまいます。
    大人になってからも人を助けることで自分の立場が上だと優越感を得ています。
    人を助けると言いながら自分自身が満たされるために行っているのです。
    このタイプは自覚がないものの率先してトラブルに首を突っ込んでいきます。
  8. 甘やかされて育ったタイプ
    甘やかされて育った可能性のあるインナーチャイルドです。
    何をしても許される、自分の要望が通るような極端な甘やかしで育った子供がなりやすいです。
    モラルや社会のルールを学ばなかったので、全て自分の思うようにいかないと気が済みません。
    このタイプは自分の要求が通らなかった場合、強い悲しみ・怒り・ショックという感情が湧き出しそのまま表現します。
    逆に自分の望みを叶えてくれる人に対して依存することもあります。
  9. 依存性のある両親に育てられたタイプ
    例えば親がアルコール依存症やギャンブル依存症など依存症を患っている子供がなりやすいインナーチャイルドです。
    直接「こうしなさい」と教わっていなくても親の姿を「見て」「聞いて」「感じて」育ちます。
    こんな親にならない!と思っていても、どうしていいかわからなくて、親と同じように依存してしまうことがあります。
    アルコール依存症の親をもつ子供は、イヤなことがあってもアルコールを飲めば気が紛れるということを知らず知らず学んでいます。
    この記憶が大人になって、イヤなことがあった時に「アルコールを飲めば紛れるかも」と行動を起こさせアルコール依存症へ繋がってしまうケースもあります。

インナーチャイルドを癒すメリットは?

  1. 抑えてきた感情を解放できる
    今まで「言ってはいけない」と無自覚にブレーキをかけていた「感情」や「欲求」を表現できるようになります。
    「愛されたい」「甘えたい」という気持ちを伝えても罪悪感を抱くことがありません。
  2. 負の連鎖がとまる
    傷ついたインナーチャイルドを抱えたままでは無意識に自分の子供を傷つけてしまうことも。
    それはどう対処したら良いのかわからないからです。
    もしかしたら親も自分と同じように傷ついたインナーチャイルドを抱えているのかもしれません。
    インナーチャイルドを癒せば自分の子供へ傷ついたインナーチャイルドを引き継ぐという負の連鎖を止められます。
  3. 自分を認められる
    親に存在を否定されたり、十分な愛情を受けられなかったりした子供は自分自身を否定して生きています。
    インナーチャイルドを癒せばそのままの自分を受け入れることができます。
    固定観念にとらわれることなく、自分自身を好きになっていくことができます。
  4. 自分らしく生きていける
    インナーチャイルドを抱えたままだとあらゆる場面で自分を抑え込んでしまいます。
    インナーチャイルドが癒されればその殻を破ることができ、自分らしく生きることができます。

インナーチャイルドは今までかかわってきた両親・祖父母・先生・兄弟・姉妹・友人すべての人間関係において自分が傷ついてしまった過去を表します。

「そんなに悪くない」「誰しもこれくらいの傷ついた過去はある」と思わずに
傷ついてしまったことを見つけて、向き合って、新たな未来は「自分らしく」「自分に素直」に生きていけるようにしていきましょう。

そうすれば生きにくさのある自分と決別できることが可能です。

傷ついたインナーチャイルドは1つとは限りません。
またすぐに癒えないのかもしれません。

それでも、勇気を出して一度、鑑定にお越し下さい。

鑑定料金

料金:¥6,300
所要時間:60分
※時間があまった方は未来の仕事運や恋愛運を占います。
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